いやー今回はかなり覚えられないw
■namedのオプション
-t | namedのルートディレクトリとするディレクトリを指定(chrootにするディレクトリの指定) |
-u | namedの実行ユーザを指定 |
-g | namedの実行グループを指定 |
■DNSSEC
DNSSEC(DNS Security Extensions)とは、公開鍵暗号方式を用いた
電子署名により、正答なDNSサーバからのゾーン情報である事を認証し、
またゾーン情報が改竄されていないことを保証する技術。
公開鍵と秘密鍵を作成するには dnssec-keygen コマンドを使用し、
ゾーンファイルへ署名に dnssec-signzone コマンドを使用する。
ゾーン情報を暗号化する技術では無い。
■TSIG
TSIG(Transaction Signature)とは、マスターDNSサーバとスレーブDNSサーバに共通の
秘密鍵を設定する事で、DNSサーバの偽装など、なりすましを防ぐ技術。
共通鍵の作成は dnssec-keygen コマンドを使用する。
作成した共通鍵は、マスター/スレイブDNSサーバ双方の
/etc/named.conf ファイルに、keyステートメントとして設定します。
■mkisofs コマンド
mkisofs [オプション] ディレクトリ
-o | 続けてイメージファイル出力先を指定する |
-J | Windows系拡張であるJolietフォーマットで作成 |
-R | UNIX系拡張であるRockRidgeフォーマットで作成 |
-udf | DVDで用いられるUDFフォーマットで作成 |
■modprobe
modprobe の設定ファイルでは、各カーネルモジュールのデフォルトパラメータを
指定したり(options)、カーネルモジュールに別名をつけたり(alias)、特定の
カーネルモジュールのロード時・アンロード時に実行されるコマンドを設定したり
(install, remove)できます。
■cpioコマンド
cpioコマンドもtarコマンドと同じく、複数のファイルをまとめて1つのファイル
(アーカイブ)にする、またはアーカイブを展開する際に使用するコマンド。
バックアップや初期 RAM ディスク(initramfs形式)の作成などに使用される。
-o | 新しくアーカイブを作成する |
-i | アーカイブからファイルを展開する |
■カーネルパラメータ
カーネルの動作や細かな設定値を参照・変更するための仕組み。
カーネルパラメータの多くの項目は、実行時に値を変更すること
ができ、すぐに新設定が有効になる。
/proc/sys 以下にカーネルパラメータを操作するための仮想ファイルが
存在し、仮想ファイルに対する読み書きを通じて操作することができる。
カーネルパラメータはビルド時ではなく実行中に設定を変更することができる。
新しいカーネルをインストールした際は、基本的にカーネルパラメータには
適切な値が自動的に設定されている。
パフォーマンスチューニング目的など、特に必要があって設定をする場合を
除いては、手動で設定を行わなくても問題ない。
sysctl コマンドで変更した設定は再起動時に設定が失われる。
恒久的に(再起動後も)設定を有効にするためには、起動時に自動実行される
スクリプトを編集し、起動毎に設定したい値を変更する sysctl コマンドを
実行するようにするか、/etc/sysctl.conf という専用の設定ファイルに設定を記述する。
■insserv コマンド
SUSE 系ディストリビューションで利用。
insserv コマンドは引数にサービス名だけを指定すると自動起動する設定を、
-r オプションを加えると自動起動しない設定を行う。
■update-rc.d コマンド
update-rc.d [オプション] サービス 操作 [優先度] [ランレベル]
操作
default | ランレベルに応じて、SかKで始まるリンクを作る |
start | Sで始まるリンクを作る |
stop | Kで始まるリンクを作る |
remove | リンクを削除する(-f で強制) |
自動起動設定を追加・削除することができる。
update-rc.d はその名前の通り、/etc/rc[0-6].d 内のシンボリックリンクを
操作して、サービスの自動起動設定を行うことができるコマンド。
start stop defaults でリンクを作ることも、remove でリンク削除もできる。
優先順位を指定することができる。
defaults や start, stop に続く部分に数字を書き、自動起動設定の優先度(S99local の 99 の部分)を指定することができる。