最近「効率的なWebアプリケーションの作り方」読んで写経してます。
目次
■Part1 MVC開発の基礎知識
- 1章 MVC開発の概要
- 2章 オブジェクト指向
■Part2 フレームワークを利用する利点
- 3章 レガシーコードの欠点
- 4章 リファクタリング・デザインパターン実践
- 5章 フレームワークを活用する
■Part3 モダンPHP Webアプリケーション開発
- 6章 アプリケーション開発を始めるための準備
- 7章 データベースとエンティティ
- 8章 コントローラとビュー
- 9章 フォームとデータベース
■Part4 機能の作成と実装のパターン化
- 10章 ユーザ登録
- 11章 イテレーション
- 12章 管理画面
- 13章 コマンドラインスクリプト
- 14章 ユニットテスト
- 15章 機能テスト
Part1、Part2はオブジェクト指向、フレームワークに関することがすごく
コンパクトにまとめられててとってもいいと思った。
ここにまとめられていることはオブジェクト指向の分厚い本で出てくる内容なので
先にこの本で概要を見てから分厚い本に取り組めばより理解しやすいんじゃないかなと思う。
普通のPHPの本では触れられていないところが記載されている感じ。
Part3からはSymfony2を使っての開発を一通り行う構成。
この本が出た当初のSymfonyのバージョンは2.0.11だけど9月に2.1.2が
出てるので公式サイトからそのまま落とすと設定ファイルの内容が違ったりして
テンパる。
本に沿って写経するなら公式サイトから2.0.17のstandardをダウンロードする。
そのほかにPart3を現在写経するにあたって問題がありそうなのは、
7章のデータフィクスチャのところ。
本に記述してあるやり方では入らなかったので公式サイトに書いてある
やり方で設定する必要がある。
DoctrineFixturesBundle
このページでも2.0バージョンを選択しないとやり方が違うので注意。
あとは8章のViewを作っていくところで、サンプルのソースコードを
そのまま入力するとまだ読み込んでいないパラメータとかを使っていて
エラーがでるので、画面のエラーメッセージを見つつ修正していく必要があった。
あとは技術評論社のサポートページからサンプルソースを落として
見比べながらやっていけばOK。
ほかの書評記事でも書いている通り初心者がSymfony2を覚えるための本では
ないなーという感じ。
PHPでDDDで組むための参考にはちょうどいいと感じた。
まだ習得できてないけどね。